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過去のTHE BIG ISSUE記事

THE BIG ISSUE は、ホームレスの人しか売り手になることができないユニークな雑誌です。
雑誌を作り、その販売という仕事を提供することで、ホームレスの人々の自立を支援しています。

1991年にイギリス・ロンドンで始まったこの事業は、今では世界各地に広がっています。
THE BIG ISSUE は、イギリスなどではチャリティの一つとして最も有名なものの一つであり、THE BIG ISSUEの表紙を飾ることは一種のステータスにもなっています。

日本では2003年大阪から販売が始まりましたが、創刊14周年を迎える2017年までに、北は北海道から南は鹿児島まで15の都道府県の路上で販売しており、今後の展開が注目されています。

BIG ISSUE336 ビッグイシュー日本版 336号 CONTENTS
【スペシャルインタビュー】リリー・フランキー
『“正解の家族”ってないんだろうと思うんです。 煩わしさの中には、とても意味のある温かさがあるから』

 飄々とした佇まいでインタビューの現場へ現れたリリー・フランキーさん。
 本誌では以前、リレーインタビュー「私の分岐点」でインタビューしたことがある。その時のことも「覚えていますよ」と気さくに応じる。そして言葉を大切に選びながら、今回演じた治という役、映画の背景について話してくれた。
   “家族”をモチーフに描き続けてきた是枝裕和監督の最新作『万引き家族』。今作もまた家族とは何かについて深く考えさせられる作品である。
 是枝監督が本作を思いついたきっかけは、年金受給者である親が死亡したことを隠したまま、年金を不正に受給していた家族の事件に触れたことだという。“年金詐欺”“とんだ親不孝者”と厳しく断罪されたが、この家族の背景に何があったのか?彼らなりのつながりや絆があったのではないか?と監督は考え、“犯罪でしかつながれなかった家族”とのキャッチコピーが浮かんできた。
 『万引き家族』はまさに“犯罪”でつながっている家族である。治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)夫婦は、年金目当てに祖母の初枝(樹木希林)が住む古い平屋に、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹の亜紀(松岡茉優)とともに暮らしている。後に年金の不正受給にまで手を染めることになるのだが、治は足りない生活費を補うため、息子とスーパーで万引きするのが日常だ。息子の祥太は学校に通っておらず、無戸籍が疑われるのだが、気にする様子もない。
 そんな日々の暮らしにすら事欠く家族に、ちょっとした変化が訪れる。凍えるような冬の夜、一人ぼっちで家の外に出されていた幼い少女ゆり(佐々木みゆ)を見つけた治は不憫に思い、連れて帰って来てしまう。少女は親から虐待を受けており、身体中、傷だらけ。少女はそのまま治たちと暮らす道を選ぶのだった……。
 今年のカンヌ国際映画祭でパルムドール受賞作となった映画『万引き家族』。
 主演のリリー・フランキーが、息子と万引きをくり返す父親を演じて見えてきた「家族の煩わしさや孤独感」「家族をつくる時間」、また作品で描かれる「ニュースの裏側」について語る。

【特集】米のタネは誰のもの?
私の分岐点 ― 光石 研さん

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