新規無料ユーザ登録はコチラ

携帯版4enサイトへのアクセス方法

4enでは現在スタッフを募集しています

4enニュース

今、注目されているNPOの取り組みや社会問題を取り上げる4enニュースのページです。 まずは、私たちの社会がどんな問題を抱えているのかを知りませんか?

国境を越えて

遠いようで近い国、ネパール 遠いようで近い国、ネパール ■ネパールという国
 ネパールという国がどこにあるかご存知ですか?
 世界最高峰ヒマラヤ山脈のふもと、人口約2,500万人、面積は北海道の約1.8倍という小さな国です。
 主な産業は農業のほか、観光産業や繊維加工業など。ただし農業とはいっても、土地の高度が高く厳しい気候条件にあるため、作れるものはトウモロコシや蕎麦などに限られてしまいます。
 山の中でもできる工芸品などを外国へ輸出することなども行われていますが、海がないネパールではすべて航空便を利用するしかないため、利益になりにくいのです。
 このような事情もあって、GDP(国内総生産)は日本の約1/100であり、現在も様々な支援を必要としている国です。

■実はとても身近な国?
 実は、ネパールに入国する外国人の数を国別に見てみると、第1位はお隣インドからの入国者数ですが、なんと日本はイギリス、アメリカに次いで第4位となっています。
 日本はネパールに対する二国間援助の主要援助者ですし、伝統的に皇室や国会議員などの交流も続いており、実は親密な関係にある国と言えるかもしれません。
 そんなネパールには、政府レベルの援助だけでなく民間のNGONGOの情報へなども数多く援助体制をもっています。
 しかし、政府の援助もあるのにどうしてNGONGOの情報への支援までもが必要なのでしょうか?

■支援活動の難しさ
 日本からネパールの首都カトマンズまでは関西空港から約8時間。
 しかし、その後ネパールの奥地に行くには、さらにそこから20〜25日かかります。もちろん、飛行機も電車もありませんから、バスで途中まで行き、あとはひたすら歩くしかありません。
 そのような地理的な問題もあって、ネパールでは今、首都のカトマンズと地方の豊かさの格差が広がっています。そのような問題を克服するには、道路の整備や経済的な支援はもちろんのこと、直接的な人の支援が必要になります。
 現地の人々が、自分たちの力で生活を維持できるような職業訓練や技術指導などは、それを伝える側が継続的に丁寧なフォローをしていく必要があるからです。
 そのようなキメの細かい支援をしていくには、NGONGOの情報へのようなフレキシブルな活動ができる組織が必要です。
 ネパールに限らず、「支援をする」ということは、単にお金や物を与えるだけではなく、支援を受けた人々がその後は自分たちの力で生活を維持・発展していけるような支援にしなければならないところが、その難しさであると言えるかもしれません。(Y)

参考資料:外務省:ネパールの地域情勢外務省:ネパールの地域情勢の情報へ